ビタミンC コラム

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2016.05.30

病気やストレスの撃退も? ビタミンCの健康効果とは

 

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“美白や美肌の味方”という美容に関するイメージが強いビタミンC。健康面において、どんなパワーを発揮するのでしょうか。管理栄養士の藤原朋未さんに聞いてみました。

 

ガンや動脈硬化の予防に効果あり?

 

人間には、体を動かすためのエネルギーとなる三大栄養素が必要です。これは、炭水化物、タンパク質、脂質の3つ。ビタミンはこのエネルギーを作り出すための代謝に関わり、さまざまな生理機能の維持に働く、体にとってはまさに潤滑油といった存在です。

 

いくら栄養のつまったものを摂取しても、ビタミンが少ないと上手に働きません。全13種あるビタミンの中でも、美容に効果的なイメージの強いビタミンCですが、健康面においてどんな役割があるのでしょうか?

 

「ビタミンCには抗酸化作用といって、体をさびつかせるといわれる過剰に発生した活性酸素を抑える役割があるので、ガンや動脈硬化、白内障をはじめとする生活習慣病の予防が期待できます。また、細胞を結び付けているコラーゲンの合成にも関与するため、喉や鼻の粘膜を強くし、ウイルスの侵入を防ぐ働きがあります。その結果、免疫力を高め、風邪の予防になるともいわれています」(藤原さん 以下同)

 

ストレス撃退、貧血予防も! ビタミンCのすごいパワー

 

現代人はストレスを抱え込みやすいといわれており、心身に大きなダメージを与えてしまうことも…。

 

「不安やプレッシャー、緊張、睡眠不足、喫煙、飲酒、激しい運動といったストレスに対抗するホルモンの合成にビタミンCが関わっています。そのためストレスが多い時、またストレスを感じやすい人はビタミンCの消費が激しくなりますので、定常的に摂取することが大切ですね」

 

さらにビタミンCには、女性にとって強い味方になるありがたいパワーがあるそうです。

 

「実はビタミンCを摂取することで、貧血予防の効果も期待できます。ビタミンCは、血液中の酸素運搬の役割を果たすヘモグロビンを構成する鉄分の吸収をサポートしてくれます」

 

スープや味噌汁なら溶けだしたビタミンCを逃さない!

 

体にとって縁の下の力持ちのようなビタミンC。オススメの食材や調理法を教えてください!

 

「ビタミンCは、赤ピーマンやブロッコリー、ゴーヤ、キャベツ、ジャガイモ、サツマイモなどに多く含まれています。果実に多いイメージですが、実は野菜やイモ類にも豊富に含まれているんです。そんなビタミンCは、水に溶けやすい性質を持っているので、大きめにカットした生野菜で食べると効率よく摂れますが、そればかりだと食べにくいですよね。だから蒸し野菜や、短時間でサッと茹でた温野菜、スープ、味噌汁にするのがオススメです。特にスープや味噌汁は、流れでてしまったビタミンCを余すところなくいただけます」

 

大切な栄養の摂取をサポートしてくれるビタミンC。美容のためにも健康のためにも、食材選びなどで意識してみましょう!

 

(船橋麻貴+ノオト)

識者プロフィール

株式会社エミッシュ所属
管理栄養士 藤原朋未
管理栄養士のほか、幼児食アドバイザー、健康・食育ジュニアマスターの資格を持つ。著書に『冷凍&作りおき 節約レシピ』(学研パブリッシング)。食品メーカーとのレシピ開発や雑誌・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、離乳食レッスン講師も務める。

株式会社エミッシュ
http://e-mish.com
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http://ameblo.jp/bikokukomachi

ビタミンCラボ編集部

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